食中毒事例ウェルシュ菌食中毒。食品衛生コンサルティング,食中毒対策,食品衛生,衛生管理はアルコスへ
ここをクリックすると、食品衛生サービスのアルコストップページへもどる。
 衛生豆知識(弁当の煮物によるウェルシュ菌食中毒事故の事例)



■ジャガイモによる
 食中毒事故の事例
■集団ウエルシュ菌
 食中毒発生の事例
■高級ホテルでノロウイルス食中毒事故の事例
■国民宿舎でカンピロバクター食中毒の事例
 
弁当を食べて集団(185人)ウェルシュ菌食中毒となった事例
■概 要

 2006年9月13日、毎日新聞の記事によると、同年9月9日までに、大阪府和泉市内の弁当専門店で調理・販売された弁当を食べた人たちが、腹痛や下痢等の食中毒症状を訴えた。 府は、9月10日から6日間の営業停止処分とした。

なお、食中毒症状を訴えた人たちは延べ185人に達している。

■原因究明・診断

 大阪府の検査で、食中毒原因物質をウェルシュ菌と断定した。



 ウェルシュ菌は、主に煮物・カレー・シチュー・スープ類などのように、前日に大量調理し、大きな器のまま室温でゆっくり放冷される食品から検出されることが多い。

 → さらに詳しいウエルシュ菌の情報は、こちらから


■事例の教訓・反省


 府の調べでは、今回対象となった弁当には、煮物が入っていたとされている。
煮物は、概ね大量調理されたあと、急激な冷却処理をせずに、かき混ぜずることなく自然冷却(室温放冷)して保管していると、ウェルシュ菌の発育温度まで低下した段階で「芽胞」を形成し、大量に増殖します。

このことから、今回の事例では、弁当に使われていた煮物が原因食材の可能性が高いと考えられます。今回の事例における具体的な予防対策は、以下の通りです。

・前日調理は避け、加熱調理したものはなるべく早く食べること。
・一度に大量の食品を加熱調理した時は、本菌の発育しやすい温度を長く
 保たないように短時間冷却をすること。
・やむをえず保管するときは、小分けしてから急激に冷却すること。
・定期的な食品細菌検査を実施し、現状把握しておくこと。

定期的な食品細菌検査の詳細は、→ こちらから

 



食中毒情報検索サービス
無料で使える

copyright(C): ALCOS, Ltd. all rights reserved