2007年5月23日、紀伊民報の記事によると、県は22日、みなべ町埴田の宿泊施設「国民宿舎紀州路みなべ」で食事をした15人が下痢、発熱、腹痛など食中毒の症状を訴えたため、24日まで同施設の飲食店を3日間の営業停止処分にしたと発表した。
県生活衛生課によると、同施設で12日夕、バーベキューで牛肉や豚肉、鶏肉を食べた大阪府内の少年野球チーム1グループ65人のうち、12歳から55歳の男女15人が食中毒の症状を訴えた。
国民宿舎紀州路みなべは1971年にオープン。みなべ町が出資する町開発公社が運営している。杉本正博理事長は「こんな結果になり、利用者の皆さんに大変申し訳ない。二度と繰り返さないよう信用回復に最善を尽くしたい」と話している。
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